My First Site

今日は朝から家族全員で車に乗り込み、郊外の川へ遊びに行った。まだ太陽が高く昇りきる前の時間帯で、空気はひんやりしていたが、川辺に近づくと蝉の声が響き、夏らしい雰囲気に包まれた。川の水は透明で、足を入れると想像以上に冷たく、最初は思わず声を上げてしまった。けれど少し経つとその冷たさが心地よく、暑さを忘れさせてくれる。弟は虫取り網を持ってはしゃぎ、父は荷物を広げてレジャーシートを敷いていた。母はさっそく大きなスイカを取り出し、スイカ割りの準備をしてくれた。目隠しをした弟が棒を持って挑戦し、家族の「もっと右！」「そこそこ！」という声に導かれて一歩踏み出す。そして思い切り振り下ろした棒は、見事にスイカの真ん中に命中！その瞬間、歓声と拍手が川辺に響いた。甘くて冷たいスイカを川の水で冷やし、みんなでかぶりついたときの美味しさは格別だった。自然の中で過ごす家族の時間は、ただ遊ぶだけではなく、心を解放してくれる特別なものだと改めて感じた一日だった。