水耕栽培でレタスを育てる
スーパーで買ったレタスの芯を捨てずに、水に浸して窓際に置いておいたら、数日後に新しい葉っぱが伸びてきた。そこで、この現象を自由研究に発展させることにした。毎日同じ時間に写真を撮り、葉っぱの長さを定規で測って記録する。日光の当たる時間や水の量を少しずつ変えて比べると、成長のスピードに違いが出てくるのが面白かった。水を頻繁に替えると元気に育つが、放置すると根が黒ずんでしまったり、成長が止まってしまったりした。植物も人間と同じで、清潔な環境や栄養が必要なのだと実感した。レタスは少し大きくなったところでサラダにして食べたが、自分で育てた野菜は驚くほど美味しかった。実験結果をまとめると、ちょっとした工夫で家庭でも簡単に再生栽培が楽しめることが分かった。これなら食材の無駄を減らせるし、環境にも優しい。自由研究を通じて「育てて食べる」という体験を味わえたことは、何よりの収穫だった。